秋になるとやっぱり食べたくなる果物の1つが栗ですよね。
毎年、今年の栗は甘いのかな・・・と気になるところです。
もみじ的には、桃と並んで当たり外れが大きい果物のイメージがありますが、糖度センサーの登場などによって、最近の桃はかなり味が揃ってきたと思いませんか?
それに比べて、栗はまだまだ野性味が残っているというか、食べてみるまで甘いか、甘くないか、ドキドキします。
そんな中、私が信頼を寄せているのが利平栗。和菓子などにも使われている、大粒で甘味の強い栗です。
今回は、熊本県あさぎり町の利平栗を頼んでみたのでレビューします!
結果は・・・期待を裏切らない、甘ーい栗でしたよ♡♡
栗といえば利平栗!強い甘みが特徴の貴重な栗
一口に栗と言っても、どんな栗があるのかご存知ですか?
私は利平栗以外、よく知らなくて・・・
旬の食材百科事典さんで調べてみると、栽培面積が多い順に筑波、銀寄、丹沢、次いで利平栗が栽培されているのだとか。全体の8%なので、貴重な栗といえそうですね。
でも、そんな私でも唯一知っているのが利平栗。
とても甘くて大粒な、高級な栗のイメージです。
ちなみに、今回頼んだ熊本県は、栗の作付け面積全国題2位なんだとか。
前回の記事(中津川の栗)の岐阜県は第4位ですね。
またまた旬の食材百科さんによると、
利平栗は日本を代表するクリの品種で、岐阜県山県郡大桑村(現山県市)の土田健吉氏が1940年(昭和15年)に日本産の栗と天津甘栗に用いられる中国栗とを掛け合わせて生み出した品種です。名前は土田家の家号「利平治」から付けられたとされています。
利平栗の粒はふっくらと丸い形をしていて、果頂部に産毛が沢山見られる事、そして何よりも色が濃く、深煎りのコーヒー豆のような色をしています。鬼皮がとても固く剥きにくいのですが、渋皮は比較的剥きやすい栗です。
果肉は適度に粉質で食感が良く、甘味も強くとても美味しい栗で、「栗の王様」とも呼ばれています。香りもしっかりとあり、茹で栗にするだけでとても美味しいですが、渋皮煮も絶品です。
とあります。
『栗の王様』とはさすがですね!
これは食べるのがますます楽しみになってきました✨
大粒で立派な栗が2kg!
さて、注文したのは1月15日、届いたのは予定通り9月27日でした。
利平栗の旬がちょうど9月中旬からなので、旬になるやいなや届いた感じですね。
早々と1月に注文していた甲斐がありました😄
1kgずつ、2袋届きましたよ。
ちゃんとクール便で届いたので嬉しいですね♡
いつものように、新聞紙に包んでビニール袋に入れて、冷蔵庫で寝かせること5日間。
ツヤッツヤで美味しそう!
1粒1粒が、かなりの大きさです。
これはみるからに美味しそうですね♪
早速食べてみましょう
まずは、ただ茹でただけでいただいてみます。
おー、ほくっほくです。
スプーンでくり抜いていただいてみると・・
甘ーい!!
中津川の栗も甘かったですが、こちらの栗はもっと甘みが強い!!
ねっとり、ホクホクでとても濃い甘味。
茹でただけでも十分美味しいです♡
香りもよくて、栗好きにはたまりません♡♡
お次は栗ごはん。
今回は、寿命になっていたクリクリ坊主を新しくバージョンアップしてみましたよ!
ステンレスでものすごく切れ味がいい!!
硬い鬼皮も、信じられないくらいサクサク剥けてしまいます。
本当に、軽ーく歯を当てるだけでスイスイ剥けるので、迂闊に触ると要注意!!
(私は見事に指を切りました。先代とは別物と考えた方が良さそうです、はい)
刃先に注意するのに慣れたら、本当に快適に使えますよ♪
さて、前回と同じように、最高のレシピで栗ご飯を炊いてみます。
うーん、美味しい!!
栗がやっぱり甘い。
そして栗らしいこっくりした風味も最高です。
お箸が止まりません♪
それからそれから。
今回は、利平栗のお勧めに『栗の渋皮煮』とあったので、頑張って作ってみましたよ。
今の私にはクリクリ坊主(新型)が付いていますもの!
鬼皮を剥いて、正味の重さの半分のお砂糖を使用します。
私は喜界島のきび砂糖を使ってみましたよ。
重曹入りのお湯で茹でこぼすこと3回(各10分)、透明になるまで洗った後、お湯で茹でこぼすこと2回(各10分)、ようやくお砂糖とヒタヒタのお水で30分炊いたら出来上がり。
例によって、作業に夢中で途中写真ありません。
やっとできた・・!
こんなにたくさんできました♡(※参照)
早速試食です。
おっきい!!
おはぎの写真かと錯覚する大きさです。
試しに測ってみると・・
直径が5cmもある〜〜!!
二つくらい食べようと思ったけど、あまりの大きさに1粒にしましたよ。
さてお味は・・・
お、美味しい♡♡
すっきりした、でもコクもある上品な甘さ。
そして、何回も茹でこぼした渋皮はもはや渋い皮ではなく、小豆の皮ような風味に変わっています。
上品な和菓子をいただいているような満足感。
頑張った甲斐がありました〜!
これも、素材である利平栗が良かったせいでしょうね♡
これだけ手間暇かけるに値する栗だと思います✨
まとめ
と言うわけで、今回は『熊本県あさぎり町の利平栗』をご紹介しました。
利平栗は、「栗の王様」、「幻の栗」とも言われる、大粒で大変甘味の強い栗です。
実際いただいてみて、そのまま茹でても、栗ご飯にしても、渋皮煮にしても、とても上質な素晴らしい栗でしたよ!
もしどの栗を頼もうかな〜と悩まれている方がいらっしゃったら、こちらの栗は是非お勧めです。
寄付額は、2023年1月時点で13000円でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
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